日本人が<グラストンベリー>を体験すべき10の理由

2014-10-20

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<朝霧JAM>も終了し、フェスシーズンも一段落。そんな中、もう既に「来年はどのフェスに行こう?」なんて考えている気の早い方も多いのではないだろうか。そんなオフフェスシーズンにちらっと頭をよぎるのが、「海外フェス参加」。今年の春からQetic内でもたくさんの海外フェスレポートをお届けしたところ、「いつかは行ってみたい」、「行きたいけど、どうすればいいのか分からない」という声を多く頂いたので、今回は海外フェスの中でもダントツの規模と人気を誇る<グラストンベリー・フェスティバル>の魅力を紹介したい。

 

毎年6月下旬にイギリスで開催される<グラストンベリー・フェスティバル>。40年以上の歴史を誇り、未だに世界トップクラスの人気を誇る巨大なフェス。チケットに関しても年々獲得が難しくなっており、今月初旬に発売された来年度分の13万5000枚のチケットはわずか25分(過去最速)で完売した。そんな筆者自身も「グラストの魔法」に取り憑かれてしまったうちの1人(本フェスがきっかけで英国に移住)であり、あの空間を1人でも多くの日本人に味わって欲しいと心の底から思っているので、「ライネン、グラストデ、カンパイ!」という想いを込めて日本人がグラストンベリーを体験すべき理由10を一挙公開!

 

1. 世界最大規模! これぞまさにフェスティバル

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Photo:The Telegraph

 

写真を見ると分かるように、もはや一つの街と呼べるほどの広さで開催されるのが<グラストンベリー>。ありとあらゆるところから四六時中音楽が聴こえてくる地上の楽園。とにかく会場の広さ、人の多さに圧倒されること間違いなし。これぞまさにフェスティバル!

 

2. アーティストが多種多様で超豪華!伝説も!

どこまでをステージとするかにもよるが、100近いステージがあると言われており、出演アーティストもDJやパフォーマーまで含めると1000組を超すと言われている。もちろん大きなステージに登場するのは超大物アーティストばかり。来年のヘッドライナーは既に決まっているとことで、「AC/DCが有力? プリンスのリベンジはもうない? オアシス再結成? ついにデヴィッドボウイ?」などと英国中が予想合戦を繰り広げている。とにかく<グラストンベリー>という空間だからこそのセットリストや伝説が観られることも多く、アーティストの思い入れも格別。動画は、オアシスのノエル・ギャラガーがジェイ・Zのヘッドライナー出演に苦言を呈した年に、「Wonderwall」を演奏しながら登場したジェイ・Z。

 

3. 世界中から集まるクレイジー&ピースフルな観客

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世界中から音楽好きが集まるのが<グラストンベリー>の魅力。会場を歩いているときに、突然全力で泥に飛び込むお姉さん、40年前からずっと参加しているという90歳のパンクファッションのお爺さんというようなナイスガイたちに出くわした。さらに観客の中にセレブやアーティスト、さらにはロイヤルファミリーの姿を見かけるなんてことも。とにかく集まったクレイジーなのにピースフルな観客を眺めているだけで楽しい。

 

4. 超巨大なフジロック

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日本を代表する音楽フェスティバル<フジロック>は、この<グラストンベリー>をモデルにして作られたと言われている。そういったこともあり、随所に<フジロック>で見かけたような光景を目にすることできる。「アヴァロン」というエリアもあったり、観客が放つ牧歌的な雰囲気もどこか苗場を思い出させてくれたり。

 

5. 日本を代表するアーティストも出演

 

実は<グラストンベリー>には、これまでに日本のフェスシーンを代表するアーティストが多く出演している。渋さ知らズ、上原ひろみ、東京スカパラダイスオーケストラ、BOOM BOOM SATELITES、浅草ジンタ。そして今年はメインステージのオープニングアクトにタートルアイランドが大抜擢された。果たして来年以降はどの日本人アーティストが出演することになるのか?フェスの聖地で日本人が演奏する姿を是非見届けて欲しい。

 

6.日本人の参加者も!

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昔から日本人の参加者は一定数いたようだが、最近は日本で仲間を集って団体で日本から参加するようなアクティブなグループにも出くわすようになった。またイギリス在住の日本人はもちろん、ヨーロッパ在住の日本人の参加も多い。(もう少し日本人が増えると、会場内のエセ日本食屋も撤退してくれるはず。)

 

7. 日本人得意の団体戦でチケットゲット

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Qetic内でも何度かチケットに関する記事を書いているが、とにかくチケット獲得が難しいのが、<グラストンベリー>。来年度分は一旦完売したが、4月にキャンセル分の再販売があるので、来年の参加を考えている方はそこで勝負してほしい。先ほどの日本人グループ(15人程度で日本から参加)や他のチケット獲得した人の話を聞いても、団体でチケット獲得にチャレンジするのが最も可能性が高いやり方とのこと。(一度繋がると1人6人分まで予約可能)日本人得意の団体戦でチケットをゲットして欲しい!

 

8.便利なキャンプサイト(お金を払えばさらに快適に)

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<グラストンベリー>の素晴らしい点の一つがキャンプサイトエリア(テントを張れるスペース)の充実具合だ。メインステージ後方や、サブステージ後方はもちろん、会場中の多くのエリアにテントを張ることが可能。自分の好みのステージの近くに陣取って、朝から晩まで好きな音楽が流れて来るなんてことも可能だ。また少しお金を払えば、テントやシャワーが既設されているエリアもあるので、初参加で心配という方や女性のみ、または子ども連れで参加するような方はそういった施設を利用することも検討してみてもいいかもしれない。

 

9. 日本〜会場までのアクセスが意外と簡単(割引も?)

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日本からグラストンベリーに行くには、まず英ヒースロー空港まで飛んで、そこから一旦ロンドン市内に出て会場に向かうのが一般的。本年度から「羽田発ロンドン行き」が増便してさらに便利になったことに加え、(残念ながら現在関西国際空港からのロンドン直通便はない)いくつかの航空会社が英フェスシーズンにあわせて割引キャンペーンを行っているので、それも見逃さないようにチェックしたい。(参考:2013年ヴァージン アトランティック航空特別割引運賃「ROCK割」販売

 

またロンドン市内からはPaddington駅発の電車で、Castle Cary駅まで約2時間。そこからは無料のシャトルバスが会場前まで案内してくれる。事前にバスのチケットも予約していればVictoria駅から会場までの直通バスもあり。巨大なフェス故に、都心からのアクセスに意外に苦労しない(時間はかかるけれど)のも嬉しい。基本的に当日はどこの乗り場にも写真のような<グラストンベリー>行きの観客で溢れ返るので迷うことはないだろう。

 

10. もしかしたら2020年で……さらに2017年は開催なし

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主催者のマイケル・イーヴィスは現地メディアに対して、「2020年以降はどうなるか分からない」という旨の発言をしたことで、「ちょうど50周年迎える<グラストンベリー>が終了してしまうのではないか」と噂されている。さらに2017年は会場の都合(土地を休ませるために数年に1度は開催しない年があるのが通例)で、開催されないことが決まっているので、もしもの場合に備えて、2020年までには何としてでも参加しておきたいところ。

 

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というわけで、「日本人がグラストンベリーに体験すべき10の理由」をお届けしたが、いかがだっただろうか。このフェスに参加して人生が変わってしまった筆者のように、もしかしたら<グラストンベリー>で何かが起こるかもしれない。そんな未知の可能性を秘めた世界最高峰のフェス<グラストンベリー>。来年の参加を検討している方は4月の再販売でチケット獲得を目指して欲しい。それでは1人でも多くの日本人と会場でお会いできることを楽しみにしている。

 

R.I.P Andrew Kerr

 

グラストンベリー公式サイト

 
★ラインナップ、地図、ムービー、会場でのスナップなどがまとまったFestival Junkie特設「グラストンベリー」ページは以下のリンクから

http://www.festival-junkie.jp/glastonbury_festival

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